「シンジ・・・嬉しい・・・やっと・・・言ってくれたね」
今日、この第三新東京市で新たなカップルが生まれた。
この二人は後世に長く語り継がれる事になる。
彼女は彼氏のみに甘えて彼氏だけに尽くす。
彼氏は彼女のみを見て彼女を命にかけても守り抜く。
そんなラブラブカップルとして。
「あら、アスカちゃん、おはよう」
「シンジはまだ寝てますか?」
「ええ、まだ寝てるわ。
でも、何だか最近はわざと起きてないみたい。
どうしてかしら?」
「あ、あはは」
「やっぱりシンジはアスカちゃんのキスで起きるのが良いのかしらね」
「お、おばさま、な、なんで知ってるんですか!?」
「あら、隠そうとしても駄目よ。
最近はアスカちゃんの大声が聞こえないし、シンジが妙に素直に起きてくるでしょ、だからキョウコと私でシンジの部屋にカメラ仕掛けといたのよ」
「は、はは、じゃあシンジを起こしに行ってきます」
アスカは顔を真っ赤にさせながら、乾いた笑い声を残してシンジの部屋に向かった。
(まさかばれてるとは思わなかったわね・・・・・ん?て、ことは・・・これからはシンジに場所を構わず甘えられるのね。
じゃあ、そうと分かったら早くシンジの所に行かなくちゃ♪)
バタン
「シンジ、朝よ」
チュッ
「ん、アスカおはよう」
「おはよう、シンジ」
「じゃ、僕からもお返し」
チュッ
「んふふ、ありがとシンジ」
「どういたしまして」
「そうだ、シンジ、あのね」
「なに?」
「もうアタシたちの関係はママ達にはばれてたんだって」
ずるっ、ゴチン!
シンジはアスカの一言でベッドから滑り落ちて盛大にベッドの縁に頭をぶつけた。
「いてて」
「もう、何やってんのよ」
「あはは、ごめんごめん。
それよりも、本当?」
「本当よ」
「じゃあ、さ」
「何?」
「これからは遠慮なく何処でもアスカと仲良く出来るね」
「え、シンジもそう思ったの?何だかシンジがアタシと同じ事を考えてくれるのって嬉しい♪」
「じゃあ、アスカも同じ事を?僕も嬉しいや」
「えへへぇ、ねえシンジィ〜、キスしよ♪」
「うん、いいよ」
チュッ
「もっとぉ〜」
チュッ
「んふ、シンジのキスって甘い」
すぐそばでアスカに囁かれたシンジは茹蛸のように真っ赤になってしまう。
「あはは、恥ずかしがってる」
「もう、ほっといてよ・・・・・って急がなきゃ遅刻しちゃう」
「本当だ、早く着替えちゃってよ」
「あの、さ」
「何?」
「着替え・・・したいんだけど」
「うん」
「部屋から出てくれないかな?」
「なんで?いいじゃない、どうせいつかは夫婦になるんだしさ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「お〜い、シンジ〜」
「僕と・・・アスカが・・・夫婦?」
「お〜い」
「じゃあ、初夜には二人で・・・」
その先は言えなかった。
なぜならアスカによって妄想を止められたから。
バッチ〜ン
「イテテ、叩かないでもいいじゃないか〜」
「まだそんな妄想は早いわよ!いつかはそういう日もくるからね」
「何か言った?」
「な、なにも言ってないわよ!」
「そう、ならいいけど」
「もう、早く着替えて降りてきなさいよ。アタシは下で待ってるから」
バタン
(危ない危ない、もう少しでアタシも茹蛸みたいになる所だったわ、気をつけなきゃ)
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
「ふう、間に合って良かった」
「はあ、はあ、何で、アンタは、息が、乱れて、無いの?」
「ああ、それはアスカの事を守りたいから最近ずっと体を鍛えたからじゃないかな?」
「アタシを、守る?」
「うん、だって好きな人を守るのが男だしね」
ボフッ
「あ、アスカが茹蛸になった」
「う、うっさいわね、さっさと行くわよ」
「うん、そうだね」
ガラガラ
「おはようトウジ、ケンスケ」
「おう、シンジか、おはよう」
「今日も夫婦で登校かいな、ほんまお前らは仲がええの〜」
「まだ夫婦じゃないわよ」
「まだって・・・どういうことや?」
「トウジ、実は僕達一ヶ月前から付き合ってるんだ」
「「「「ええええええええ!!!!!!」」」」
シンジの告白にクラス中に生徒の声が響き渡る。
そして・・・
「ようやったな、シンジ」
「偉いぞ、やっと心を括ったのか」
「ありがとうトウジ、ケンスケ」
「アスカ、何ですぐに言ってくれないのよ」
「ひっど〜い、アスカってば私たちに隠し事してたのね」
「ごめんねヒカリ、レイ」
「まあ、とにかくおめでとうアスカ」
「アスカ、私からもおめでとう」
「ありがとうヒカリ、レイ」
とりあえず祝福が終わった後にクラスメート達が近寄ってくる。
「な、何かなみんな?」
「さて、キリキリ白状してもらおうかしら」
「な、何を?」
「分かってんでしょ、今までのことよ」
「せやで、ワイらに隠しとったんやからその分問い詰めなあかんわ」
「え、え〜と」(汗
問い詰められてたじたじとしていた所に一時限目開始を告げるチャイムが鳴った。
ガラガラ
「みんな、どうしたの?」
教室に入ってきたら人だかりが出来ているために、ミサトはみんなに状況を聞く。
「葛城先生、惣流と碇が付き合い始めたそうです」
人をからかうのが好きなミサトはこの報告に目を輝かせる。
そして結局二人は一時間目が終わるまでずっと質問続きだった。
ちなみにその間二人はやけになり、ずっと手を繋いでいた。
「アスカ、お昼一緒に屋上で食べよう」
「シンジ、今日は飯を屋上で食おうぜ」
「あの、さヒカリ」
「あの、ケンスケ」
「何?」
「何だ?」
「「アタシ(僕)シンジ(アスカ)と二人でお昼食べたいんだけど」」
「「え?」」
ヒカリとケンスケは二人から出た言葉に思わず唖然としてしまう。
「「駄目かな?」」
「しょうがないわね、いいわよ」
「仕方ない、だけど今日だけだぞ」
「「うん♪」」
了解を得たシンジとアスカは喜色満面の顔で屋上に向かった。
「さ、アスカ食べよう」
シンジは箸を取り出そうとするが、アスカに箸を奪われる。
「あ、何するんだよ」
「今日からは箸は一膳で良いの」
「て、ことは」
「うん、食べさせっこしよ♪」
「は、恥ずかしいよそんなの」
「いいじゃない、それともシンジはアタシの事嫌いなの?」
「違うけど」
「じゃ、いいわね。
ほら、あ〜ん」
「あ、あ〜ん」
パク、もぐもぐ
「はい、次はシンジがやって」
「え、僕もやるの?!」
「アタシも食べたいもん」
「あ、あ〜ん」
(は、恥ずかしいよ〜)
「あ〜ん」
パク、もぐもぐ
「おいし♪」
ニコッ
(あう、これはかわいい)
食事が進んでいくうちにシンジもなれたのか恥ずかしがらなくなっていた。
そして徐々に食事は進んで行き、最後の一つになった。
(う〜ん、僕だけが赤くなるのはあれだしな〜・・・・・そうだ!)
パク
「ちょっと、シンジ!何で自分で・・・・・」
シンジは何か言おうとしたアスカの唇を自分の唇で塞ぎ、自分の口の中の食べ物をアスカの口に入れる、つまり口移し。
「☆○△×」
アスカはオーバーヒートした頭を冷やし冷静に考えそして・・・
ボフッ、ボフッ、ボフッ
真っ赤になる。
「アスカ、おいしい?」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「お〜い、アスカ」
「・・・・・」
「顔がふにゃけてるよ〜」
「う、うるさ・・・・・」
またもやアスカの言葉はシンジによって遮られる。
「うるさ、何?」
「何でも、ない」
「今日はずっと真っ赤にさせられっぱなしだったからね、お返し」
「アンタ今・・・急に生意気になった・・・アタシに勝つなんて」
「アスカはこんな僕は嫌い?」
「ううん、嫌いじゃない」
「じゃあ、いいよね」
「うん、いいよ。その代わりこれからはアタシはシンジにい〜っぱい甘えちゃう」
そう言ってアスカはシンジに抱き付き頬をシンジの胸に摺り寄せる。
すりすり
シンジはそんなアスカの頭を優しくなでる。
なでなで
二人はそんな事をずっと続ける。
すりすり
なでなで
ちなみに周りには見せ付けられて石化している人達がいた。
すりすり
なでなで
「大好きだよ、アスカ」
「アタシもよ、シンジ」
結局二人は学校が終わって職員に見つかるまでずっとそんな事を続けていた。
あとがき
7000HIT記念リクエスト作品出来ました、が・・・・・
既に次のキリ番7777HITに近づいてる!(汗
で、では話を変えますが、今回のリクエストの内容は「激甘LAS学園モノでアスカがシンジに尽くしまくる・・」だったのですが、満足していただけましたか?満足していただけたら嬉しい限りです。
それでは
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