「シンジ、買い物に行かない?」

それはあまりに唐突であり僕は驚いてしまい
脳の活動が一時停止してしまったようだ



























休日の一日
                                        written by ユグドラシル

































使徒戦が終わってから2年
僕たちは高校生になり平和に過ごしている
国籍がアメリカであるはずのアスカはネルフの権利をフル活用し
国籍を日本に変えてしまった
なぜだかはわからない
だがアスカがドイツに帰ってしまうかもしれないという不安があったのも確かだ
サードインパクト
僕は一瞬だったかもしれないけど人の心に触れた
その中で一番印象的なのがアスカだった
僕と同じような少年時代
つまり、僕とアスカがいつも喧嘩していたのは同属嫌悪だったのかもしれない
そんななか僕は気づいた
アスカが好きだと言うことに
いつも喧嘩していたけど
ほめられたことなんてないけど
それでも好きなっていたようだ
だけど・・・・・こんな僕がアスカとつりあうはずがないと思って
一週間後にはここから出て行く予定だ
父さんにも話をつけてあるから大丈夫だろう
そんな一週間前の休日の出来事だった


「買い物?なんでさ?」
「かっ買いたいものがあるからよ。荷物もちよろしくね!!!」

アスカはそれだけ言うと部屋に戻って言った

「なんだかなぁ・・・・・・・・・・・。」

僕はそう思いつつも準備を始めているのだった


アスカの部屋

また
やっちゃった
あぁ、シンジに嫌われちゃうよ
最近、理由をつけては買い物につき合わせている
あたしがデート気分でもシンジにとっては違うのだろう
仕方が無いから付き合ってあげると言う感じなのだ

「はぁ、どうして素直になれないのかな・・・・・。素直になろうと決めたのにシンジの前だとどうしても
・・・・・・素直になれない・・・・・。」

あたしが入院しているときシンジは一生懸命私を看病してくれた
あたしはそれがとても嬉しかった
あたしを見てくれている人がいる
あたしを心配してくれている人がいる
シンジに出会ってからは色々なことが起きて・・・・・・・・・
喧嘩もしたけどそれは同属嫌悪かもしれない・・・・・・・・
あたしはシンジのことが好きだ
認めよう
言葉に表せないほど必要としている
それはサードインパクトではっきりしたこと
エヴァシリーズとの戦いのとき間に合わなかったけれど
来てくれた
ちゃんと・・・・・・逃げ出さずに・・・・・・・

「アスカぁ〜、まだぁ?」
「あっ、今行くわ。」

さて、買い物を楽しみましょう


第三新東京市 第一デパート4階婦人服売り場

「ねぇ、シンジこれなんかどう?」
「良いんじゃない?」
「これは?」
「良いと思うよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「どうしたの?」
「さっきから同じことしか言ってないじゃない。」
「アスカは何を着たって似合うんだから仕方がないじゃないか。」

シンジが言うと、アスカは顔を紅くして選んでいた服を急いでもとの場所に戻し始めた
シンジは首をかしげながらその行動に疑問を覚えていた

「(どうして顔を行き成り紅くして服を戻しているのかな?)」

鈍感もここまでくれば立派である

「次ぎ行くわよ!!!」

アスカはシンジの手を引っ張ってその場を離れていくのだった
男たちはどこか恨めしそうな視線で僕を睨んでいるのだった

「(なんでさ?)」

思わず心の中で呟いてしまう
いつの間にか小さくなったアスカ
いや・・・・僕が大きくなったんだね
3年前まではアスカより少しだけ大きい程度だったけど
今では頭一個分くらいの差はあるのではないだろうか?
体型だけは父親譲りのようだ
僕はアスカに引っ張られながら片手で携帯を取り出し時間を見る

「(もうすぐ1時になるのか・・・・・・。)ねぇ、アスカ。そろそろお昼にしない?」
「え!?」

アスカはどこか驚いた様子だ
どうしたのだろうか?
アスカは、洋服を少し暗い表情で元に戻した

「あれ?買わないの?」
「えっ!?でもシンジお腹がすいたんでしょ?それに今回は見に来た感じだしね。」
「僕が買ってあげようか?」
「・・・・・・・・え?」
「僕が買ってあげるよ。今の洋服。気に入ったんだろう?」
「良いの?」
「良いよ。」

僕はアスカが戻した服を片手にレジへと行くのだった
お金を払い、洋服の入った袋をアスカに渡す

「はい。」
「あっありがとう・・・・。」
「どういたしまして。昼食にしようか?さっき、よさそうな店を見つけたんだ。行こうか?」
「えぇ。」

アスカはどこか嬉しそうに頷くのだった
僕もそんなアスカを見て思わず、微笑んでしまうのだった


食事を終え、ウインドショッピングを楽しんだ後僕たちは公園へと向かった
公園の時計塔が表す時刻は6時
サードインパクトの影響で地軸が戻り始めたせいか
日がくれるのも早くなっている
3年前までは明るかったはずの時間帯は暗くなっており
第三新東京市の明かりが星星の光のごとく輝いていた
それは人口の光
人が生きるために作り出した光だ
近くから見えるとわからないけど・・・・・・・
遠くから見るととても綺麗に見えた
公園の静かさとマッチして微妙な雰囲気を作り出し
僕とアスカはただ、ただそれを眺めているだけだった

「ねぇ、シンジ・・・・・・。」
「なに?アスカ。」
「この光景を見てるとさ・・・・・・・あのときのことを思い出すわね?」
「あの時のこと?」
「ほら、たしか・・・・第8使徒が攻めてきたときよ。」
「あぁ、停電して本部が動かないけど・・・人の手を使ってエヴァを動かしたあれ?」
「それよ。ファーストの奴がさ言っていたじゃない?」
「『人は火を使い、闇を削って生きたんだわ。』だったけ?」
「えぇ、懐かしいわね。」
「そうだね。」

そう、今思うと本当に懐かしい
あれから3年・・・・・・・
あっという間だった
綾波は結局、帰ってこなかったけど・・・・・・・・・

「はぁ・・・・。」

思わず溜息が出てしまった
どうしてだかはわからないが・・・・・・・・・
ふと、アスカの方を見ると手で体を抱きしめて震えていた
昼間は暑くても、暦上は秋に近づいているのだ
アスカのように薄着をしていては寒いのは当然であろう
僕は苦笑いをしながら、自分の着ていた上着をアスカの肩に被せてあげた

「シッシンジ!!!」
「冷えるから帰ろうか?」
「・・・・・・・うん・・・・・・・・・・。」

僕たちはゆっくりと家に帰っていった
アスカはどこか嬉しそうに上着を抱きしめながら・・・・・・・・・


























あとがき〜

実に久し振りに書いたような気がします。
どうもユグドラシルです。
今回の題材は友達以上恋人未満でしょうか?(苦笑)
そんな短編を書いてみたかったのですが・・・・この様です・・・・。
恥ずかしい(真っ赤)
こんな駄文を読んでくれる人はいるのか怪しいところですよね。
本当に・・・・・難しいです。


初版 7月21日





コメント

投稿アリリですb
…なんか久しぶりの投稿な気がします(汗笑
まぁ、管理人さんが超スローペースですしね(ぉ
と、まぁ話が作品から離れたので戻しまして…(どっこいしょ)
とりあえずまぁ、二人とも…鈍感バカですね(マテお二人ともかわいいですねぇ(ぉ
こう、初々しさの漂う感じです、、、またの名をただの鈍感(ヤメレ
さて、忙しいとかでユグさんの連載削除希望で、残念ですが、勿論短編は送ってくれますよネ?…催促なんてしてないんだからっ!w

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